01総合診療専門研修プログラム概要

その研修に満足していますか?当院ではEBMを実践して質の高い医療を提供する一歩先の総合診療医になれます。

イメージ

総合診療研修責任者 宮崎 勝
総合診療研修責任者 宮崎 勝

総合診療専門医って家庭医と何が違うの?とよく聞かれます。病院の総合部門では、総合内科や振り分け外来担当といったイメージを持つ人も少なくないでしょう。
 病院総合診療医は、病院にあって家庭医療を実践する医師です。院内では各診療科や診療部門間の橋渡し役を務め、院外においては、病院と病院、病院と診療所、病院と福祉の連携のハブとして、地域包括ケアシステムの中心的な役割を担っています。
 当院の総合診療専門研修プログラムでは、将来、病院においても診療所においてもそうした役割を担うことのできる人材を育成しています。当院の総合診療科は、院内で最も多くの担当病床を持っており、内科分野に限らず多岐にわたる豊富な症例でしっかりと経験を積むことができます。また、EBMの実践の仕方を学ぶことによって、最新の医療情報を批判的に吟味し、質の高い医療にこだわった診療の考え方を鍛えていきます。さらに、疾患の医学生物学的な面にとどまらず、心理社会的側面も重視して、患者さんが幸せになるために自分たちに何ができるか常に考えながら研修を進めます。
 当院の研修プログラムを修了すれば、将来どのような場に行っても、EBMを実践しながら自己研鑽を続けていくことができるでしょう。あなたも、質の高い診療のできる一歩先の総合診療医を目指しませんか。

総合診療プログラム 一歩先の総合診療へ

総合診療研修 プログラム冊子

東京北医療センターで総合診療専門研修をする3つの大きな利点

  • 総診が主役で活躍する最適環境で研修
  • EBMでとことん質にこだわる診療を研鑚
  • 豊富な教育コンテンツと情報発信

プログラム修了者の将来像はEBMを実践する病院総合診療医・家庭医。一歩先の総合診療医

総診が主役で活躍する最適環境で研修
  • ・総診が院内最大という中規模病院の特徴を活かした、偏りの少ないバラエティ豊かな症例。
  • ・中規模病院ならでは診療科間の垣根の低さとフットワークの軽さ。
  • ・病院内にとどまらず、近隣医療機関や福祉との連携を通じて地域医療のハブの役割を担う。
  • ・内科領域だけでなく、全診療科をカバーする総合診療能力を養う最適な環境。
  • ・都会でもへき地でもその場に合わせた診療能力のトレーニング。
  • ・仲間がいて、雰囲気がよく、皆で一緒に成長できる環境。
  • ・全国展開するJADECOM施設群での、様々な環境での診療を体験可能。
EBMでとことん質にこだわる診療を研鑽
  • ・地域包括ケアシステムの中で、家庭医療理論を駆使して、疾患だけでなく生活している患者の健康問題をまるごと全体的に扱う総合診療医を育成。
  • ・Bio-medicalとpsycho-socialのどちらにも偏らず、両方のバランスの取れた総合診療を実践する。
  • ・総合診療の質向上に親和性の高いEBMの実践。
  • ・教育回診でEBMの実践を徹底教育し、データを批判的に評価して、論理的に考える能力を獲得。
  • ・将来、どこでも一人で自信を持って判断できる総合診療医として、情報検索など生涯学習に必要なスキルを身につけることが可能。
豊富な教育コンテンツと情報発信
  • ・Evidence-basedな慢性疾患管理の方法や臨床医学論文を現場の診療に役立てるスキルを磨く。
  • ・積極的な臨床研究や学会発表、原稿執筆、ワークショップ運営で外部へ情報発信する。

私達は「診療も」「教育も」「研究も」全力投球します!

診療
患者中心の医療のツールであるEBMを実践し、豊富なノウハウで1例1例の症例を大事して、家庭医療の理論を基盤に真の患者にとって質の高い診療を行います。最新のエビデンスを参考に、心理的、社会的要素を十分に考えて、個々の症例に合わせたベストな診療を行います。また、生涯学習のスキルを身につけることで、どこへ行っても対応できる能力を養います。
教育
教えることは自らの成長を加速させます。完全屋根瓦制で、相互学習の文化があるので、一人で悩まず、常にディスカッションすることを通じて考えを深めることができます。教育技法についてのノウハウも豊富にあるので、無理なく負担なく後輩の指導ができます。また、正しいEBMの普及のために全国で活動します。
臨床研究
日常診療を行う中で生まれる疑問から始める臨床研究を実践し、新たなエビデンスを創出します。得られた研究結果は、すぐに自分の診療で役に立ちます。

イメージ

プログラム概要

【プログラム名称】
JADECOM「地域医療のススメ」東京北医療センター 総合診療プログラム
【プログラム責任者】
宮崎勝(臨床研修センター長)
【プログラム指導医】
宮崎勝、岡田悟
【研修期間】
4年
【研修場所】
東京北医療センター、地域医療振興協会内施設、外部施設
  • 病院見学に来ませんか 希望する科により1日または半日や数時間コースあります。
  • 資料請求はこちら 当院案内、研修に関する資料をお送りさせていただきます。