01特長・責任者メッセージ

心臓血管疾患を通して内科領域を総合的に診療する能力を養成します。

東京北医療センター循環器科では、専攻医や若いドクターが、問診、理学的所見、各検査の診断、治療手技を短期的に習得し、心臓血管疾患を通して内科領域を総合的に診療する能力を養成することを目的に、「循環器科専攻医 研修プログラム」を用意しています。

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循環器科専攻医 研修プログラムの特長

優先的にカテーテル検査・治療の術者としての経験が積めます。

非侵襲的検査の理解と施行。エコー・トレッドミル・冠動脈 CT・心筋シンチグラフィー

救急症例が豊富。

各診療科との連携がスムーズ。

短期地域支援の魅力。

循環器科の業務内容

東京北医療センター循環器科は、東京北区の全科型救急医療施設、東京CCUネットワーク施設です。
急性心筋梗塞や不安定狭心症など急性冠症候群はもとより、弁膜症やびまん性左室収縮不全を基礎とした急性心不全、大動脈疾患、不整脈、肺塞栓症、急性動脈閉塞、深部静脈血栓症、心原性心肺停止等すべての循環器疾患を受け入れる為、循環器科ホットラインを設置し、24時間365日体制で対応しています。

循環器科全般に亘る専門的診療を行いつつ総合内科的診療能力も養えます。

他専門科と連携し、迅速な診断・治療およびバックアップで多くの症例をカバー。

ドクターカーによる患者搬入は北区に留まらず、足立区、板橋区に及びます。救急部・総合診療科・総合内科や他科専門科と連携し、毎朝内科カンファレンスを行い、迅速な診断・治療およびバックアップが可能です。救急車搬送台数(年間 6,000台)は増加傾向にあります。症例数も急性冠症候群(70例)、心臓カテーテル件数は2016年451例、2021年680例と増加しています。その他経皮的冠動脈インターベンション症例数(240例)、経皮的下肢動脈拡張術(40例)、ペースメーカー植え込み術(40例)と顕著に増加しています。

循環器科科長 辻 武志
循環器科科長 辻 武志

全国の地域診療所で短期支援の経験も可能。

臨床研究や症例発表を活発に行うのでプレゼンテーション能力も培われます。循環器科領域全般に亘る診療を経験し、日本内科学会総合内科専門医、日本循環器学会認定循環器専門医や日本心血管インターベンション学会認定医を取得することが可能です。
また、当病院は地域医療振興協会の運営する病院であり、離島や山村などでの総合内科的診療、包括的診療能力を持った医師の育成に力を入れてきました。循環器科全般に亘る専門的診療を行いつつ総合内科的診療能力も養えます。当院循環器科に在籍して専門的技能を習得しつつ、北海道から沖縄まで全国の地域診療所で1週間以内の短期支援の経験ができます。

当院の循環器科に席を置きつつ、関連病院の循環器科での長期研修が可能。

循環器科では、専攻医が優先的に血管穿刺、中心静脈確保、スワンガンツカテーテルによる右心カテ、一時的ペースメーカー挿入、心のう穿刺、冠動脈造影、末梢血管造影を施行しています。さらに専攻医は習熟度に合わせ経皮的冠動脈インターベンション(PCI)や経皮的動脈インターベンション(PPI)、IABPやPCPSの挿入/設定、永久ペースメーカー植え込み術の第一術者もしています。
将来当院循環器科スタッフ、総合診療科スタッフのみならず、関連病院循環器科での長期研修も相談可能です。当科に席を置き専門的技能を身につけつつ、日本全国の地域支援に関わることが可能であり、臨床医として誇りに満ちた臨床経験を積むことが可能です。

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  • 病院見学に来ませんか 希望する科により1日または半日や数時間コースあります。
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