03豊富な教育機会

全人的な内科医療を様々な環境下で実践できる能力を育てる。

内科研修プログラム専門研修での3年間(基幹施設2年間+連携・特別連携施設1年間)に、豊富な臨床経験を持つ指導医の適切な指導の下で、内科専門医制度研修カリキュラムに定められた内科領域全般にわたる研修を通じて、標準的かつ全人的な内科的医療の実践に必要な知識と技能とを修得します。
内科領域全般の診療能力は、臓器別の内科系サブスペシャリティ分野の専門医にも共通して求められる基礎的な診療能力です。
知識や技能に偏らずに患者に人間性をもって接すると同時に、医師としてのプロフェッショナリズムとリサーチマインドの素養をも修得して可塑性が高く、様々な環境下で全人的な内科医療を実践する能力を育てます。

内科系診療科別 診療実績(2014年)

3年間の研修で少なくとも56疾患群160症例以上を経験しJ-OSLERに登録できる。

入院患者について、DPC病名を基本とした各診療科における疾患群別の入院患者数と外来患者疾患を分析したところ、日本内科学会で内科領域を70疾患群(経験すべき病態等を含む)に分類したうち、65において基幹病院である東京北医療センターにて研修が可能である見込みです。

外来患者数、入院患者数
内科(総合診療科) 34,195人、1,221人
呼吸器内科 6,458人、115人
消化器内科 8,352人、581人
循環器内科 6,430人、464人
腎臓内科 8,543人、46人
神経内科 3,073人、54人
血液内科 2015年開設のため実績なし
救急搬送 4,670人、

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内科研修プログラムの週間スケジュール

総合診療科の例

時間
モーニングレポート
午前 病棟初診外来病棟検査病棟
午後 病棟再診外来病棟
内科
カンファレンス
入院症例
検討会
レクチャー抄読会

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カンファレンスの様子

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カンファレンスの様子

専門研修3年間を通じて行う現場での経験

  • 専攻医1年目から初診を含む外来(1回以上/週)を行います。
  • 3カ月間の副当直を経験したのちに独立して当直を経験します。

臨床現場を離れた学習

  • 最新のエビデンスや病態・治療法について、抄読会が開催されており学習します。
  • 内科カンファレンスと総合診療科カンファレンスにおいて、興味関心が生まれた事象に対しての研究結果を共有します。内科系学術集会、JMECC(内科救急講習会)等においても学習します。

自己学習

臨床の現場で生まれた疑問については、Up To DateやDynaMedを用い自己学習をします。EBMの根拠となった論文を紐解き、批判的吟味を行うことで、エビデンスを実際の意思決定に利用する訓練を行います。
また、日本内科学会雑誌のMCQやセルフトレーニング問題を解き、内科全領域の知識のアップデートの確認手段とします。週に1回指導医との振り返りを行い、その際当該Up To Date CMEpointなどから該当週の自己学習結果を指導医が評価し、研修手帳に記載します。

  • 病院見学に来ませんか 希望する科により1日または半日や数時間コースあります。
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