総合診療の後期研修について

当センターの総合診療科で最も担当する疾患が多い領域は感染症で肺炎、尿路感染から蜂窩織炎の診療を担い、それらに併発する重症敗血症も担当しています。糖尿病、脳卒中、心不全などのメジャーな内科系疾患だけでなく、末梢性めまい症、気胸、椎体椎間板炎、腰痛症などの外科系疾患についても専門科と協力して診療しています。EBM(根拠に基づいた医療)を実践し、最新の研究データを踏まえつつ患者さんやご家族の考えや希望、当院での臨床経験、当院の置かれている環境などを考慮して、患者さんにとって最善の医療を提供しています。また、病気だけにとどまらず、心理的、社会的側面も重視して全人的に診療します。

地域医療は、「医療者が地域住民(患者)と地域の政治(行政)と
協力して、持てる資源を最大限の利用し作る」ものです。

